神力寺

お釈迦様の言葉2016.3.18

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お釈迦さまの言葉

                                        神力寺 亀山環舜

 立春が過ぎ、梅の花が咲き、菜の花も咲き始めております。春がすぐそこまでやってきています。檀信徒の皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
私はというとつい先日、細菌性の胃腸炎に罹り大変な目に遭いました。高熱・下痢そして極めつけは胃痛に悩まされ,、病院に駆け込み九死に一生を得ました。お医者さんがいうには体調が弱っていたのと前々日にいただいたアサリにあったのではと言う結論に到りました。皆さまもお気をつけ下さい。
ひどい目に遭ったのですが、闘病中に気づきがありました。それは私はあらためてお坊さんとしてお釈迦さまの言葉を伝えたい。そして多くの人に「お釈迦さまを好きになってほしい」そう思いました。
ですので、お釈迦さまの言葉を少しずつ伝えていきたいと思います.今回は植西聡さん著「いいこと」がいっぱい起こるブッダの言葉から紹介します。

怠けて暮らしてはいけません。
悪い考えを抱いてはなりません。
心配事を増やしてはいけません。
愚かな行ないに、なじんではいけません。

  (ダンマパタ)

 幸福を招くのも、不幸な人生を歩むのも、この世に生きるあなた次第です。
運命は、生まれる前から決定しているわけではありません。
日々、あなたが何を考え、何を行うかで決まるのです。つまり自由自在なのです。ですから、「私は不運にばかり見舞われる。これからも『いいこと』なんて起こらない」などと思うなら、まずその“間違った考え”を捨てましょう。
投げやりになって、幸せになるための努力を怠ければ、心配事をさらに抱えるでしょう。その余裕のない貧しい考えは、あなたの心から慈悲心を奪い、自分の利益しか考えないさらに貧しい心を生むでしょう。貧しい心からは、貧しいものしか生まれません。お釈迦さまの言葉で心を豊かにしていきましょう。
あなたは、あなたが思うよりずっと期待できる人間です。
まず、そう知るだけで、運命は大きく好転します。そして次の四つのことを試してほしいのです。

*楽観的に物事を見る。
*コツコツと努力を続ける。
*苦しいときこそ、感謝を心がける。
*健康にマイナスになることをしない。

そうすれば運勢は必ず、よい方向へ向かうでしょう。
◎「自分はダメじゃない」と気づく

「この四つを大切にできるだけで、人生は上出来」を抜粋しました。私はこの言葉を読んだ時、その通りだとつくづく思いました。とかく他人のせいにしたがる私たちにとって全てが自分次第なのだよと教えてくれています。まずはご先祖さまに手を合わせて南無妙法蓮華経のお題目を唱えるところから始めてみませんか。
全てはあなた次第。

                                          南無妙法蓮華経

「神力寺便り3月号抜粋」